新築から10〜15年位経つとそろそろメンテナンス時期なので、正直頭が痛いですよね。というか、きっと調べるのも面倒臭いことでしょう(笑)
というわけで、今回はサイディング外壁のメンテナンス時期についてご紹介します。塗装時期の目安として参考にして頂けましたら幸いです。
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サイディングのメンテナンス時期は築何年?
サイディング材は主に4種類あり、それぞれ耐用年数や劣化の症状が変わってくるのですが、今回は代表的な窯業系サイディングで考えてみたいと思います。(⇒参考:サイディングの種類と耐用年数)
一般的に窯業系サイディングの耐用年数は約8〜13年ですが、10年程度が塗装の目安と言われています。サイディングボード自体も目地部分のコーキング、両方の目安となります。
つまり、築10〜15年経ってまだ一度も外壁塗装をしていなければ基本的にはメンテナンス時期と言えます。
実際に塗装を依頼するにせよ、しないにせよ、点検や相見積もりは今のうちに取っておいた方が良いです。少しでも早く現状把握をしておけば劣化の早期発見ができたり、数年後のメンテナンスの為に計画的にお金を貯めることもできますからね。
こんな症状なら塗り替えすべし!
次に、サイディング外壁で塗り替えが必要な状態を紹介します。以下の4項目のうちどれか1つでも該当するようであれば早急に複数の業者に相見積もりを取りましょう。
1.チョーキング現象:
外壁を触ると手に白い粉が付く現象ですが、手に薄く付くならそろそろ検討すべき時期、手が真っ白になるレベルなら早急に塗り替えをする時期となります。
2.ひび割れ(クラック):
サイディングはモルタル壁と比較してひび割れはしづらいので、小さいひび割れでも塗り替えや補修を検討すべき時期に来ていると言えます。
3.サイディングボードの反り:
サイディングボードが弓なりに反ってしまっていたら業者に相談すべき時期と言えます。そのまま放置してしまうとサイディングが割れたり亀裂が走る症状が現れます。
4.見るに堪えない色あせや変色:
外壁の色あせ(退色)や変色は劣化の症状の1つですが、絶対に塗り替えが必要というわけではありません。
ただ、あまりにも目立っていたり、あなたやご家族が見るに堪えないレベルであれば、外観・美観対策として塗り替えをしても良いと思います。
最終判断はプロに頼むことになります
これまでサイディング外壁のメンテナンス時期について紹介してきましたが、最終的にはやはりプロに相談して、どのタイミングで塗り替えやリフォームが必要なのかを判断してもらうのが一番です。
どのような塗装を使っているか、外装材は何か、などによってもメンテナンス時期は変わりますので、知識の浅い素人が専門業者より効果的な判断をすることは非常に難しいです^^;
とはいえ、悪徳業者や誠意のない職人さんも多い業界ですので、外壁塗装に関する知識を得るのももちろん大切なことですが、良心的な業者さんを見つける方法を知ることの方がもっと大切です。
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